今日も風呂後トイレに行った

※実際はシャワーばかり浴びるし、身になる話は何もない

18日までお休み③

日記89
昨日に引き続きお休み。ふき的なものがまったく噛みきれずやむなく吐き出したらわさびみたいな面立ちになっていた。

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日記89
後追い日記89。
プロポーズ後婚約者がくれた好きなところ言語化メモを読んだりお風呂に入ったりいろいろ話をしていたら2時ごろ就寝。朝はお待ちかねのホテルバイキング、7時に起きて7時20分ごろから食べ始めたいねという話をしていたためなんとか7時起床。ふたりとも大変にえらい、朝食にかける情熱が素晴らしい。何を隠そう朝食のホテルバイキングが好きだ。夕食バイキングよりも朝食の方がわくわくする。1泊しているがためのフィルターなのか、朝から遊べる喜びだろうか、なんだか妙に楽しい気持ちになる。7時少しくらいから食べ始めてまた2時間食べた。婚約者は消化が遅いので「まだ昨日の串が残ってる」と言いつつしっかり食べていた。私は消化が早いゆえに燃費が悪いので3回しっかり食事しないと動けなくなるのだけど婚約者はそういうことが一切なく、3日4日なら食べなくても平気らしい。昔振られたショックで餓死しようと4日断食したのち母親から何でもいいから食え死ぬぞと言われ3人前ぐらい一気に食べて吐き戻したよと聞いたときは「振れ幅」と思った。そんなに食べたくても動けるというのはにわかに信じがたいが、それでも毎回食事に付き合ってくれるので一緒に暮らすようになったら絶対太るなあと心配している。ある程度の強制力でもって運動しないと生活習慣病にかかるだろう。朝食は大変おいしく、満足だった。ハムエッグという札の後ろにあったお皿にはどう見てもハムがなくプレーンなスクランブルエッグではないかと疑う。玉子が絶妙なとろみでおいしかった。いいホテルの朝食バイキングは玉子料理がおいしい。あと牛乳が異常なまでの濃さと甘さで砂糖入ってるんじゃないか、おいしすぎる、おいしい牛乳はおいしい牛乳という名前をこの牛乳に譲るべきなどとさんざん言いながら2~3杯飲んだ。あまり人に言っていないけどご当地飲むヨーグルトとご当地牛乳が好きだ。
食べ終わって部屋に戻り一休み。2泊目は部屋が変わるので荷物を新しい部屋に移動してもらうためにまとめる作業。あらかたまとめてから部屋にあったマッサージチェアを使った。婚約者曰く「これの気持ちよさと体験してしまうと電気屋にあるマッサージチェアのレベルの低さがわかってしまう」という代物。確かに気持ちよかった。今日は婚約者が行きたがっていた白糸の滝と、私が行きたがっていた牛乳屋に行くことに。車に乗って出発。1時間ほど概念としての夏の中を走り、まずは牛乳屋へ。牛乳Sサイズとソフトクリームを食べる。非常に優しく穏やかな牛乳でいくら飲んでもおなかが痛くならなそうな味。とにかく口当たりがやわらかい。そしてなめらか。おいしい。朝の牛乳ほどの甘さではないものの、だからこそのまろみに感動。このあたりで、信州の牛乳は最後の3口くらいで甘さが格段に増している感覚を得る。そんなことあるのか。ソフトクリームはこれぞ牛乳ソフトですよ~私牛乳からできてますよ~という自負を感じた。おいしかったなあ。ちなみにこの日は昨日ほど暑くなくすごしやすい。昨日なんかレストランでふたつとなりに座ってたご夫婦が「軽井沢なのに汗かいちゃったよ、がはは」と言っていてやっぱり暑かったのか、と思っていたほど。
白糸の滝に向けてドライブ。駐車場に停めて車を降りた瞬間涼しい、さすが水辺。全然汗かかない。入り口から滝までは歩いて3分ほど。写真を撮りつつ歩いたので体感10分くらい、坂道だけどきつくない。一番上に到着して白糸の滝を見る。水のカーテンが横一面に広がっている。思いのほか横の距離があってはしゃぐ。水を見たらすぐにさわるわれわれはもちろん水面にさわった。冷たくて気持ちいい。端の方に滝にさわれるポイントがあってそこもさわる、氷水かと思うほどの冷たさで長くはさわっていられなかった。浅間山から流れてきた水なんだろうか、目の前のあの山は浅間山だったのか。カップヌードル食べる? みたいな話を少しした。
次は竜返しの滝へ。道がまったくわからん。有料道路のおじさんに道を聞いて小道に到着。熊注意の看板を見つけて、その道がいかにも「自分出てもいいっすか?」みたいな様子だったのでスマホで宇多田さんのアルバム初恋をひたすら流す。熊注意の看板は軽井沢のいたるところにあるので鈴を持っていくことをおすすめしたい、お守りとして。竜返しの滝は陸地から滝まで結構距離があってややがっかりと言われることがあるそうで、でもきっと涼しくて気持ちがいいよなあと話ながら行く。実際ある地点から川と陸地の距離が縮まって極端に気温が下がるところがあった。しっかり歩いていたのでそこからは涼みつつゆっくり歩く。途中で滝を見て戻ってきたカップルとすれ違いそうになって「あの人たち熊避けに音楽流してるぷぷぷって思われるから止めるね!」とスマホをさわりだした婚約者を見て笑う。「熊って鈴とか人の声とかは避けるのに水の音は避けないのかなあ」と言われ「自然の音はいいんでない?(魚取るくらいだし)」と返したら「じゃあこんなに音楽流したり話してても川の音でかき消されて熊来ちゃうかもってこと?!(まあまあ大きい声)」とあわてていて賢いなあと思う。最終的に熊には遭遇しなかった。竜返しの滝は確かに見える場所から滝までの距離は遠いけど川縁に降りられるポイントが3ヶ所くらいあって水好きのわれわれには嬉しかった。こちらは全体的に木々に囲まれ鬱蒼としているからか水もあたたまらず、川の水でも氷水のように冷たかった。うっかり落ちたら心臓とまりそう。
一休みして戻り、次はホテルへ戻りがてら熊野皇大宮へドライブ。こちらはこちらでものすごい山の上にあった。見晴台という拓けた公園のような場所に行って大量のトンボに囲まれつつ、信州の山々と同じ目線に立つ。とにかく壮大。柵が若干不安な種類のもので、下を見ると結構本気で怖い。「これさあ落ちたら死ぬよね」「坂になってるから途中で転がってとまるから骨何本かで済むんじゃない?(婚約者崖から下を覗く)そんなことないね、これかなり深い崖だから落ちたらだめだね。木に騙されてた」「念のため崖から距離置くね……」ちなみに見晴台の入り口には「熊注意」の看板と「ヒル注意」の看板の豪華2本立てでおえ~こわ~っとなる。ヒルはスタンドバイミーで見て以来まじで怖いと思ってる生き物。見晴台のベンチでぼんやり風にあたりながらまただらだら話をする。いつもデートが終わると何を話したか思い出せなくなるのは本気でどうでもいい話しかしてないからだろう。「トンボってのと飛びながら交尾するのアグレッシブよね」「でも陸地より敵少ないから安全なんじゃない」「知見だなあ、賢いわ」みたいなことばかり話す。
熊野皇大宮と熊野神社に行って参拝。ここは群馬と長野の境目にちょうど位置していて、奉ってある神様は同じだけど県ごとに名前が違うという一風変わった神社。ごあいさつをしてパワースポットであるしなの木を1周しておみくじを引いた。「今はちょっと大変かもしれないけどあわてずやけにならず、信じて行動していれば必ずしあわせになるよ」という内容で当たるなあとしみじみ思う。また帰ったらしっかり作業しよう。
そろそろ17時になろうかという時間になったのでホテルに戻る。今日はすき焼きである、しっかり調整したのでおなかはぐうぐうになっている。この日の部屋はなんと軽井沢に多くはない客室温泉がついている部屋だった。最高、しあわせ。温泉にじっくり浸かってあたたまってから晩ご飯に行くしたく。道に迷って予定より40分ほど遅れてレストランについた。平日でお客が少ないこともあったのか快く受け入れてくださっておいしいすき焼きを食べることができた。時間をかけてお店を選んでくれた婚約者にも、このすき焼きを食べたくなるだろうことを予見した自分にも感謝の気持ちがわく。
ホテルに戻って各々少しインターネットの時間。急に業務用インスタにメッセージ通知が来て緊張。見てみたら「素敵なアクセサリーですね! 好きだなあ」という短いメッセージだった。ツールとかでもないし、業者じゃなさそうだし、フォローされているし、まじで? と今まで歩かされていた霧が途端に晴れたのを感じた。婚約者に報告してふたりですごいすごいと言いあった。自分のこの2ヶ月間の活動が認められたようで嬉しかった、これでいいんだ、このまま進めていいんだとやっと思えた。返信してしばらくの間、この1行のメッセージをくり返し読んだ。
婚約者から「きりがいいところでこっち来てもらえる?」と言われたので10分後くらいに行った。「これ見てほしいんだけど」とパソコンを渡され、「なんぞや?」「フォトブックつくってた」「フォトブック」「その日の夜3時までに入稿すればその日のうちに発送してくれるんだけど間に合わなくて……。現物ではないけどデータだけでも見てほしかったの」「ひえ~~~いつつくってたの?」「それは見てのお楽しみよ」と言われ見ていく。当時ペアーズに設定していた写真、初めて鎌倉に行った日の写真、初めて婚約者の誕生日を祝った日の写真、初めてネイルをしてもらった日の写真、水族館に行った日の写真、私の誕生日の写真、突発三重旅行、箱根旅行、気に入ってたスーパーが閉店する日に行ってみたら棚に何もなくて悲しかった時の写真、嬉しそうにアイスを食べてる写真、初めて婚約者家に泊まった日の写真、ご飯を食べていたら突然フラッシュを焚いて写真を撮られてあからさまにまぶしい顔をしている写真、おそろいのキーケースをつくったときの写真、京都大阪旅行、メンタルクリニック初日と最終日の比較、会社を退職した日の写真、軽井沢散策の写真、プロポーズされる日にレストランに入る直前の写真、プロポーズされてバラの花束を抱えている写真。90枚以上の写真があって、そのひとつひとつにコメントが書かれていた。最後のあとがきがあって、そこは「ほとりさんプロポーズを受けてくれてありがとう。今人生で一番幸せ」から始まっていて、さらに「ほとりさんの写真ばかりでほとりさんが笑ってる写真が多いけど、きっと撮ってる僕も笑ってたんだろうなと思える人と結婚できて本当にしあわせ」と書いてあってこれは今読んでも泣いてしまう。軽井沢の写真があっていつつくったのかと思っていたら、前日、私が寝たあとにこっそり起きてつくってくれていたのだと。このときはまだ泣かなかったのだけど、家に帰って読み返すと泣いてしまう。「プロポーズの日程はもうばれてるからプロポーズ自体をサプライズにすることはできないじゃない。で花束もまあやるじゃない。さからサプライズ要素が全然なくて困ってたんだよ。アルバムつくろうと思ったんだけど僕は不器用だからあんまりきれいにできないだろうし、それでこういうフォトブックのサービスがあるのを知ってつくってみた。本当は昨日の3時までに入稿してホテルに届けてもらおうと思ってたんだけど昨日寝るのが遅くて全然間に合わなかった、わはは」というのが動機。すごいなあ、愛情なんだなあと思う。
フォトブックを見終わり、お風呂へ。温泉がとにかく気持ちいい。また泊まりたい。明日の朝も入ろうと約束して就寝。明日でいよいよ軽井沢旅行は終わり。