今日も風呂後トイレに行った

※実際はシャワーばかり浴びるし、身になる話は何もない

18日までお休み②

昨日に引き続き今日もお休み。プロポーズを受ける。

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後追い日記88。
昨日から彼氏宅に泊まっており、旅行に向けて7時に起きる。シャワーを浴びたり歯をみがいたり着替えたり髪をセットしたり着々としたく。8時に出発予定だったがなんだかんだで8時半ごろ出発。コンビニで軽い朝ご飯と飲み物を買って高速へ。軽井沢へ行く。いつもふたりのことはふたりで決めるわれわれなのに、今回は日程と場所以外何も聞かされておらず、彼氏がすべて企画した旅行なのでそういうことである。
ただこの日プロポーズされることはあらかじめ聞いてあって、友人夫婦やカップルに「7月の何日からの旅行でプロポーズされる予定」と言うと「サプライズじゃないの?」と言われるが事前に日程相談してくれと頼んでいたのでそうなった。だって万年ジーンズにカットソーにすっぴんでヒールがついた靴を履かないし美容院にも半年に1回行くかどうかの女がプロポーズの日にもそんな恰好で行ったらとんでもない。人生一度の日ぐらいきれいにしたい。あとプロポーズという男性が一番緊張してくれる日が月経にかぶったりしてこちらが漏れとか気にすることになったらお互いかわいそう。万全を期して受けたいので日程だけは先に教えてと言っていた。サプライズが苦手なことももあり、話し合いの精神。
大きそうなSAで降りてSAご飯。このさつまあげみたいのおいしいよね、つい買ってしまうなどと話す。今までの異性交際でそれなりに旅行はしてきたけど軽井沢へ行くのは初めてだった。もっというと遊び目当てで長野に行くのが初めて。祖父の法事で1回行ったきり。今回どうして軽井沢にしたのか聞かれれば、先生が「初夏の軽井沢にいるのが見える。窓から白樺が見えてすごくきれいなところ。彼氏くんも一緒にいて、夜かなあ、ふたりでこれからのことですごく大事な話をするみたい」と言っていたからである。先生にそれを見てもらったとき、セミナーメンバーにはプロポーズのことは一言も口にしていなかったのでぞっとした。それまでは箱根にするつもりだったが急遽変更。もう箱根で宿を取っていたのに彼氏にはたくさんの時間を使ってもらって頭が上がらない。「あと12時間ほどがラストカップル期間よ」と言ったら「最終回マニア的には何かしなきゃって焦っちゃう。緊張する」と言っていてかわいげがある。
たくさんしゃべってたくさん撮った。ふたりで千枚は余裕で超えるだろう。しゃべらないときなんて寝ているとき以外あったのか。どちらかがいやな気持ちになることもなく、驚いたり笑ったりぼけたり、この3日間に対してもそうだし、もっと長いこれからの人生にわくわくしていた。
軽井沢について概念としての夏を見る。ホテルに荷物を預けて周辺散策、旧軽銀座へ行こうとしたところで彼氏が「ペアリングない……」と真顔で立ちどまり車に戻る。日焼けどめを塗ったときに外してそのままだった様子、安心。気を取り直して再度周辺散策。昨日の晩に旅行雑誌を見て行きたいところをまとめるという観光に関しては急ごしらえ。ひたすら歩く。思いのほか暑い、しっかり汗をかいている。20~30分ほど歩いて鎌倉の小町通りを彷彿とさせる旧軽銀座へ。蜂蜜屋が何件かあってオーガニックファッションのお店があるあたりがかなり鎌倉っぽかった。休憩がてらソフトクリームを食べたり、適当に歩いていたら行きどまって引き返したり、翌朝行こうとしていた小道にたどり着いてしまってそのまま散策したり、熊注意の看板を見てびびりながら歩いていたら中国人集団に遭遇して安心したりで3時間ほど歩く。チェックイン可能の時間になっていたのでホテルに戻りシャワーを浴びる。ホテルはなぜかトイレのドアが透けていてラブホかと錯覚する。ベッドがめちゃめちゃ大きくてすごかった。しばらくゆっくりしてから晩ご飯に行くしたく。久しぶりに髪をしっかりセットして、ワンピースを着て、化粧もしてヒールを履いた。2年前くらいの誕生日に、人生で初めてもらったバラの花束からつくったイヤリングをつけた。出る前にふたりで部屋の鏡越しに撮った写真がすごく気に入っている。串焼きのレストランへ行ったとき、他のお客さんは1組しかいなくて意外とすいているのかと思ったらあとから入ってきて最終的にほぼ満席になった。ここまでおいしい串焼きはちょっと食べたことがなく、ふたりでずっと「甘い(肉にも野菜にも言ってる)」「前歯がおいしさを感知した」「これあと10本いけそう」「タンブラーにたれ入れてくれないかなあ」などと話し、ふたりで24本とお茶漬け2杯を食べる。前に東京でものすごくおいしい串焼きのお店を見つけて感動し、串焼きと言えばここと思っていたがそこさえも抜いていくおいしさ。食べ終わったときにはあとから入ってきた客は全員帰っていた。われわれはかなりゆっくり食事をするタイプで、とくにこういうところでは毎回必ず2時間は食べている。しかもその間にコーヒーブレイクみたいなものを挟まないので2時間食べっぱなし。お酒はまったく飲まないのに飲んだ場合と同じくらいの金額になる。店長に「よく食べますねえ」と言われ恐縮。
ホテルへ戻る道中、車のスピーカーから宇多田さんのあなたが流れる。「もしかして今?!」と聞くと「緊張する~」。さすがに今ではなかった。
部屋に入ると「おっ、お届け物きてますね」と彼氏。なんだなんだと部屋をうろついていたらテーブルの上に花束とワインを発見。「ここ座って」と促されて「緊張して口がぱさぱさしてきた……」「さっき買った牛乳飲む?」「牛乳飲みながらプロポーズしたら一生ネタにされちゃう!」それはそれでおもしろいけどなあ。
「ずっと何て言おうか悩んでたんだけど、」から始まって5分10分くらい話を聞いた。去年から今年の3月まで、彼氏が思う私の好きなところを毎日言語化してもらっていたのだけど、3月に毎日じゃなくていいか、と思い至り彼氏が言いたいときか私がほしいときにもらうシステムになった。のだけど、彼氏は言語化の要請がないときでも毎日書き溜めてくれていたらしく7月15日分までのそれを見せてもらった。ひえ~っと思っていたらおもむろに彼氏は立ち上がり、机の上にあった8本の赤いバラの花束を渡す。受け取り、彼氏が移動したのでついていくとベッドのわきから100本のバラの花束が出てきた。普通にびっくりしたので「びっくりした~」と笑ってしまう。めちゃめちゃ重い花束を渡されてからも話はまだもう少し続いて、名前を呼ばれる。なぜだか急に泣いてしまってなかなか返事ができずにいたらもう一度呼ばれなんとか返事をする。結婚してくださいと言われ、うんと返した(正直覚えてないけど返事をしたはず)。ふたりで文字通り「ひえ~ん」と声を出して泣いていた。ひえ~んて。今思い出すとちょっと笑っちゃうな。花束のあまりの重さに左腕が限界だったので横に置き、ホテルからの好意でいただいたワインを開ける。どちらもワイン苦手なのに。飲みやすかったけどちょっと口をつけて終わり。一息ついたところで私からの渡すものを取り出す。付き合い始めたときに自己紹介ノートをつくろうみたいな謎の企画が立ち上がり、ノートを買って書き出したはいいけど序盤で飽きたことがあった。会社を辞めるにあたっていろいろ返却物があったので捜索しているときにそのノートが発掘された。せっかくなのでと書くのを再開して合計60ページにわたって今日あったことや思ったこと、彼氏のこと、私のことなどを書いた。ふたりとも考えることは同じらしい。花束を持って写真を撮り、満足したらまたお風呂。化粧を簡単にでもしたのにクレンジングを忘れてしまい、ボディソープを使ったため肌がぴりぴりすることになった。
プロポーズされた旨ツイッターに書いたらいろんな人が反応してくれて嬉しかったな。まだあんまり実感がないままこの日はこれでおしまい。