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今日も風呂後トイレに行った

※実際はシャワーばかり浴びるし、身になる話は何もない

宇多田ヒカルさんの光の話

 「もっと話そうよ目前の明日のことも テレビ消してわたしのことだけを見ていてよ」母が宇多田さんのアルバムを車でかけていて、他はなにも覚えていないのにこのフレーズだけが10年、20年と残っている。

 ウォークマンで宇多田さんをシャッフルしていたらちょうど光が流れた。宇多田さんはものすごく歌がうまい人ではないけど、魔人探偵脳噛ネウロに出てきたアヤエイジアみたいに人に直接さわってくる歌い方するよなあ。

 歌詞。
 結婚前の男女の、ふたりでやっていこうね、という曲。
 真夜中にいるときはひとりで光がさしているときはふたり。

 真夜中、忘れていた「運命」を思い出して、私と僕は出逢う。真夜中に光がさす。
 出逢うのは運命だけど、それが続いていくかは自分たちの努力次第だよ、という感じ。でも突き放すのではなくて、だからゆっくりいっしょにやっていこうねって方向。

 例えば家族に紹介するよ、健やかなるときも病めるときも愛することを誓うよ、うまくいくかどうかなんてあまり先のことを考えても疲れてしまうしおいしいものでも食べてゆっくりしようよという僕と
 どんなときでもふたりでやっていこうね、側にいるね、でも出逢ったのが運命だからってあんまりなあなあに扱うのはやめてね、という私。

 運命であることに油断してふたりの行き先を決めないで折に触れて話し合おうね、という前向きな曲だと思う。

 ひとりでいることが真夜中なら、ふたりでいたら、ふたりのために努力できたら未来は途切れない光になるんだろうなあ。
 「次にやるのは私がすごく好きな曲で、タイトルに自分の名前の一途を使いました」とあるライブのMCで言っていた。
 光は努力によって培われてたふたりの希望で、自分の名前でもある。あまりにも強くてまぶしい曲。未来への布石としての光。

 小学生のころから繰り返していた冒頭のフレーズで異性の好みが確立されたといって過言ではない。
 あと数時間で日が変わるのにわざわざ明日の話に付き合ってくれる人、テレビなんかより今となりにいる自分のことを見てくれる人。なにより自分とのことを優先させてくれる人。自分たちのことを一番に考えてくれる人。